最初の3歩

最初の1歩だけでは不親切ですがかと言って10歩までお伝えできる専門性はございませんので3歩目くらいまでを応援できればと自分の経験を書くブログです。都市伝説と運動と料理とマーケティングが好きです。

【マーケティング】戦略について考えます

こんばんは。

 

前回、自治体の観光振興には

サービスエリアの冊子配布に注力を!

と書きました。

 

この注力というワードは

戦略と密接に関わっています。

 

戦略については

USJ森岡毅さんの説明が

日本一わかりやすいと思います!

 

森岡さんの言葉をお借りしながら

書いてみたいと思います。

 

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1:戦略って何だ?

 

戦略の定義

戦略とは、目的を達成するために資源

(リソース)を配分する「選択」のこと。

 

自治体の観光で考えると

 

目的・・・観光客の獲得による地域振興

資源・・・目的達成に使える人や金など

配分・・・資源の割り振り

 

簡単に言えば

地域振興のために使える源を割り振ること

が戦略ということになります。

 

2:何で戦略が重要なのか?

 

1.達成すべき目的があるから。

2.資源は常に不足しているから。

 

これは逆に考えると

目的がなければ戦略はいらないし

資源が十分にあるなら戦略は不要

ということになります。

 

 お役所仕事なんて言われたりもしますが

どの自治体も観光振興という目的達成に向け

日々奮闘されています。

 

また

県内資源発掘、観光地と調整、二次交通整備、

冊子制作、媒体選定、メディアツアーなどなど

時間資源も金資源も常に不足しています。

 

だから

目的達成に直結するものを選択します。

無駄なものに資源を割く余裕はないからです。

 

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3:選択と集中

 

選択したということは

やることを決めたということですから

同時に

やらないことが決まったということです。

 

選択と集中と言いますけど

選択したんだから集中するのは当たり前です。

 

なのですが

「やらない」決断って結構難しいです。

 

なぜかといえば

慣性が働くから。

 

具体的には

昨年までの打ち手を自分がやめて

結果が悪化したらどうしようと思いますよね。

 

こうなって踏み出せなければ

結局資源は分散することになります。

 

 

なので

「これで行く!」と決断するには

一次情報量に触れよ!

グロービスの荒木先生はおっしゃいます。

 

外部から提案された資料とか

ネットで取れる情報とか

二次情報だから不安になります。

 

その気になれば

観光地に行ってお客さんの声を聞くとか

身近な人100人の声を集めるとか

そんなに難しいことじゃないです。

 

そこまでやるから

踏ん張れるし迫力が生まれる

というのはその通りだなと思います。

 

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4:まとめ

 

戦略とは経営資源の配分のこと。

 

戦略が必要な理由は

達成すべき目的があって

資源は常に不足するから。

 

やること・やらないことが決まったら

腹を括ってやる!

 

マーケティングって面白いですね。