【マーケティング】戦略について考えます
こんばんは。
前回、自治体の観光振興には
サービスエリアの冊子配布に注力を!
と書きました。
この注力というワードは
戦略と密接に関わっています。
戦略については
日本一わかりやすいと思います!
森岡さんの言葉をお借りしながら
書いてみたいと思います。
1:戦略って何だ?
戦略の定義
戦略とは、目的を達成するために資源
(リソース)を配分する「選択」のこと。
自治体の観光で考えると
目的・・・観光客の獲得による地域振興
資源・・・目的達成に使える人や金など
配分・・・資源の割り振り
簡単に言えば
地域振興のために使える資源を割り振ること
が戦略ということになります。
2:何で戦略が重要なのか?
1.達成すべき目的があるから。
2.資源は常に不足しているから。
これは逆に考えると
目的がなければ戦略はいらないし
資源が十分にあるなら戦略は不要
ということになります。
お役所仕事なんて言われたりもしますが
どの自治体も観光振興という目的達成に向け
日々奮闘されています。
また
県内資源発掘、観光地と調整、二次交通整備、
冊子制作、媒体選定、メディアツアーなどなど
時間資源も金資源も常に不足しています。
だから
目的達成に直結するものを選択します。
無駄なものに資源を割く余裕はないからです。
3:選択と集中
選択したということは
やることを決めたということですから
同時に
やらないことが決まったということです。
選択と集中と言いますけど
選択したんだから集中するのは当たり前です。
なのですが
「やらない」決断って結構難しいです。
なぜかといえば
慣性が働くから。
具体的には
昨年までの打ち手を自分がやめて
結果が悪化したらどうしようと思いますよね。
こうなって踏み出せなければ
結局資源は分散することになります。
なので
「これで行く!」と決断するには
一次情報量に触れよ!
とグロービスの荒木先生はおっしゃいます。
外部から提案された資料とか
ネットで取れる情報とか
二次情報だから不安になります。
その気になれば
観光地に行ってお客さんの声を聞くとか
身近な人100人の声を集めるとか
そんなに難しいことじゃないです。
そこまでやるから
踏ん張れるし迫力が生まれる
というのはその通りだなと思います。
4:まとめ
戦略とは経営資源の配分のこと。
戦略が必要な理由は
達成すべき目的があって
資源は常に不足するから。
やること・やらないことが決まったら
腹を括ってやる!
マーケティングって面白いですね。