最初の3歩

最初の1歩だけでは不親切ですがかと言って10歩までお伝えできる専門性はございませんので3歩目くらいまでを応援できればと自分の経験を書くブログです。都市伝説と運動と料理とマーケティングが好きです。

【マーケティング】やはり最大の資源はヒトだなという事例1

こんばんは。

 

経営資源

生かすも殺すもヒト次第

と書いてきました。

 

今回は

ヒト(のアイデア)によって

上手くやってるなあという

自治体さんの販促についてです。

 

1:星取県

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鳥取県

夜間誘客策です。

 

 そのまんまですが

星が綺麗だから夜に来てね

ということですね。

 

鳥取市環境省の実施する

全国星空継続観察で

1位になったこともあるようです。

 

確かに地方の自然て

こんなに違うの!?って

はっとさせられこと多いです。

 

【ここが良い!!】

1:県名を活用

鳥取」を「星取」って

他の県でもなんかありそうでないです。

 

他県(他社)にできないということは

独自性があるということ。

模倣されて埋もれる危険性が

低いんですね。

 

2:金がかかってない

名前をいじっただけです。

(それだけでもすごいですが!)

 

これを考えた方

もしくは

提案を採用した方って

「県庁のヒト」のはずです。

 

県名というブランド(資源)を

ヒトが活用した好例と言えます。

 

3:消費に貢献

観光で欲しいのは

単価が跳ね上がる宿泊客です。

 

夜の施策を打つことで

宿泊の確度を高める施策と言えます。

 

 

2:ゴーストツアー

 

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島根県松江市

これも夜間の集客策です。

 

松江市

小泉八雲ゆかりの地なので

怪談を観光に活用しています。

 

寺で地酒でも飲みながら怪談を聞いて

市内を巡るといったツアーです。

 

【ここが良い!!】

1:独自資源の活用

その土地にゆかりのある人なら

その土地でしか活用できないので

独自な施策になります。

 

2:金がかかってない

これも市内の土地を歩くだけなので

資源をそのまま活用できています。

 

3:消費に貢献

星取と同様ですが

せっかく怪談を聞くなら夜ですよね。

 

さらに酒なんか飲んだら

「もう今日は泊まっちゃうよ、俺は」

になる確率がとても高いと思います。

 

3:お化け屋敷

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怪談繋がりで

岐阜市柳ヶ瀬商店街

お化け屋敷による町おこしです。

 

何が良いって

シャッター街のビルを活用

したんですよね。

 

普通にイベントを仕掛ける場合

改装して照明で演出してと

会場を整えるだけで費用がかさみます。

 

でもお化け屋敷だから

ぼろくて古くて暗くていいんです。

むしろそれがいいんです。

 

これも市内の「モノ資源」を

「ヒト資源」が活用した好例だと思います。

 

 

4:まとめ

 

最重要な資源はヒトです。

 

なぜならば

ヒトだけが他の資源を

使いこなせるからです。

 

今回の3つの事例は

ヒトが知恵を絞って

他の資源を活用した事例だと思います。

 

マーケティングって面白いですね。