最初の3歩

最初の1歩だけでは不親切ですがかと言って10歩までお伝えできる専門性はございませんので3歩目くらいまでを応援できればと自分の経験を書くブログです。都市伝説と運動と料理とマーケティングが好きです。

継続

 

読書感想と将棋について書きます。

 

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【継続】

前から行っていることを

そのまま続けること。

 

藤井二冠の活躍で

棋界が注目されていますが

将棋を題材にした漫画を読みました。

 

3月のライオン 7巻

著:羽海野チカ

 

3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)

 

 

高校生プロ棋士の桐山零と

三姉妹の川本家の交流を描いた作品です。

 

桐山くんが川本家と時間を過ごすことで

いろいろな感情が出てくるところとか

川本家のひなちゃんが

学校での問題を乗り越えていくところとか

とても読み応えがあります。

 

また主人公たちだけでなく

周辺キャラも

魅力に溢れています。 

 

特に6巻・7巻で登場する

山崎順慶五段が

とても印象に残りました。

 

山崎五段は

プロになって6年が経ち

伸び悩んでいます。

 

将棋には順位戦というものがあり

A・B1・B2・C1・C2と

5つのクラスに分かれます。

 

結果を残せば昇級

結果を残せなければ降級

という勝負の世界です。

 

C1で苦戦する自分と対照的に

桐山やその親友の二海堂といった

10代の若い力が台頭してきます。

 

そして山崎五段は二海堂との対局に

ある作戦で臨み

とにかく勝ちに執着します。

 

勝負の世界に良い悪いはありません。

しかしこの戦い方が桐山に火を付けます。

 

山崎VS桐山の勝負の行方は

というのが山崎エピソードの

大まかなところです。

 

 

印象に残った山崎五段のセリフが

7巻の冒頭にあります。

 

「信じれば夢は叶う」

それは多分本当だ

 

但し一文が抜けている

「信じて努力を続ければ夢は叶う」

これが正解だ

 

さらに言えば

信じて

「他のどのライバルよりも1時間長く

 毎日努力を続ければ

 ある程度迄の夢は、かなりの確率で」叶うだ

 

現実の世界の話になりますが

桐山が現実となったような強さで

藤井二冠が活躍しています。

 

しかし藤井二冠以外にも

ライバルよりも1時間の努力を毎日積み重ねてプロになった

魅力的な棋士がたくさんいます。

 

3月のライオンを読むと

勝負の世界で生きる棋士たちに

より興味を持てるようになるかも知れません。

 

おすすめの漫画です。