【マーケティング】自治体さんと観光振興3
こんにちは。
自治体さんと観光振興に
取り組んでいます。
前回
マイカーで勝手に周遊してくれる旅行者は
注力すべき対象だと書きました。
ではそんな人たちは
どこにいて、どのように働きかけるのか
という話です。
1:どこで接点を持つか
高速道路の
サービスエリア(SA)
ここをお勧めしています。
理由は
①旅行客が多いから
高速道路を使う目的って
遠方に早く着くためですよね。
自分がいつ高速道路使ったかを考えても
わかりますが
旅行者には十分接触できそうです。
②運転に慣れているから
高速道路を使ってるくらいなので
運転への抵抗は小さいと言えそうです。
「運転苦手!」って人より
自ら県内を回ってくれる確度が高そうです。
2:どんな施策を打つか
旅行雑誌のような
観光パンフレットを
SAに大量に設置する
これだと思います。
おすすめする理由は
①ありものを活用できるから
大抵の自治体さんて
すごく気合の入ったパンフレットを
作られてるんですよね。
20〜30ページあって
紙質もしっかりしていて
旅行雑誌のようです。
これって旅行者からしてみると
タダで旅行誌が
手に入る
ということなんですよね。
でもそれが
現地の観光案内所とかに置いてあったりします。
高速道路の利用者って
旅行が好きで自分の車で動き回っています。
ならば
次回の旅行の検討材料として
冊子が行き渡れば効きそうじゃないですか!?
情報が豊富なら手元に置いて
何度も眺めてくれそうです。
その結果
「今度はここに行こう!」
に繋がりそうです。
②設置費用が安い
1ヶ月に1,000部を設置(ほぼ捌けます)で
数万円程度です。
鉄道媒体だと
接触量(利用者)は100倍ですが
価格も100倍といった感じです。
繰り返しますが
観光振興には金を落としてくれる客
を集めることが重要です。
であれば
消費が期待できるSA利用者に
予算を注力しても良さそうです。
③引退層にも接触できる
仕事を引退された方々って
時間は自由ですよね。
平日でも閑散期でも
旅行に来てくれる可能性があります。
これって観光地からしてみると
すごく重要です。
繁忙期に集中でなく
年間で平準化できれば
雇用の安定とか施設の老朽化対策とか
メリットが多いです。
さらにお客さんが分散すれば
繁忙期にキャパオーバーで機会損失
なんてことも防げます。
3:まとめ
高速道路のサービスエリアの客は
旅行好きな運転に慣れた世帯です。
彼らに
県内・市内の情報量が豊富な
パンフレットを行き渡らせること。
観光振興に
自治体さんに是非お勧めしたい方法です。
マーケティングって面白いですね。